降水確率について  

バイク自体の話題ではありませんが、ツーリングとかに関係してくるので今一度おさらいです  

今更ながら、降水確率とは「雨の降る確率」ではなく、「1mm以上の雨の降る確率」です
1日24時間を、0(24)時〜6時、6時〜12時、12時〜18時、18時〜24(0)時の4つの時間帯に区切りそれぞれの6時間単位内に1mm以上の雨の降る可能性を何%であるかを現しています
例えば、霧雨や、ワイパーブレードの傷みが気になるような弱い雨、アスファルトが濡れてもすぐ乾くような1mm未満の雨が単位時間帯内にずーっと降り続けても"降水確率0%"の予報は「当たった」ことに

で、「1mmの雨」とはどんな程度なのか?
凹凸のある舗装道路面では水溜りが出来始める
ちょっとそこ(100m程度)のコンビにまでならカサがなくてもまぁ行ける(人によりけりですが)

ちなみに・・・
2mmの雨で、なり振り構わないような性格の人でもカサを差す(笑
5mm〜 カサを持っててもためらうような・・・気を付けて歩いててもズボンの裾や靴はドロドロ
10mm〜 雨音で周囲の音がよく聞こえない
20mm〜 いわゆる「土砂降り」・・・排水溝があふれ出します→ 注意報発令
30mm〜 いわゆる「バケツをひっくり返したような」・・・降り続くような場合かなり危険です→警報発令  

誤解してるっぽい人が多そうなのが、高確率な降水確率
降水確率80%とかの数字を見るとスゴイ雨!のように感じますが
あくまで「1mm以上の雨の降る確率」であって、雨量のことについては一切触れてないですね

また、降水確率100%とか言われると、単位時間内終始6時間ずーっと雨が降り続けるような錯覚におちいる人もあるようで‥‥
例えば、すごい雨雲を含んだ台風接近時など稀に100%の予報が出ることがありますが
移動速度が速い台風の暴風豪雨が早朝の1時間程度で去り、身支度して会社に行く頃にはピーカンで、その後もイイ天気
というような場合も"降水確率100%"は当たったことになります

日本気象協会「tenki.jp」のピンポイント天気の頁は市区町村単位で3時間単位ごとの「予想降水量まで表示してくれるんで便利ですよ


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