フロントホイールのベアリング交換 2009年8月

ことの始まりはこちらのblog記事にて
http://silvermatblack.blog10.fc2.com/blog-entry-98.html
関連記事は以下2件
http://silvermatblack.blog10.fc2.com/blog-entry-99.html
http://silvermatblack.blog10.fc2.com/blog-entry-102.html

会社の倉庫を借りての作業
まずはリフトアップ

やはり、道具がいいと作業はとても楽チンです♪

外してみてビックリ!!!

ガビガビ!ゴリゴリ!
こんなんじゃぁ、外周部で数mmもガタツキがあったのは当然!って感じ

他の方の作業紹介を見ているとベアリングの取り外しに苦労されているようですが
‥‥その前の段階、ダストシールの取り外しのほうが苦労した感じ
ゴムシールでペロンとめくれるのかと思いきや、硬いです

金属製の芯が入ってるのかな?
それ自体が硬めの樹脂で出来ているのかな?
マイナスドライバーでこじたらホイールにキズが入ってしまいました(汗

さてさて、メインイベント!ベアリングの取り外しです

アンカーボルトの他、正攻法のプーラーも考えましたが
プーラーはディスタンスカラー(インナーカラー)がジャマして使えない可能性大なので段取りせず
アンカーボルトも使える太さが見つからなかったので一番原始的な方法で

用意したのは、M10の寸切りボルト(長ネジ)
手探りで、外そうとするベアリングのインナーレースとディスタンスカラーのすき間に
ボルトの先端角を当てて、少しずつ円周に沿ってハンマーで叩きます

思ったよりすんなりと抜けました
片側が外れたら、もう片方は簡単に長ネジでガンガン叩きます

左:右ベアリング、中:左ベアリング、右:新品

新品を開封する前に左ベアリングを見て、全然イケるやん♪
と思いましたが、新品と比較すると結構 劣化してます

で、取り付けです

左側は、新しいベアリングの上に古いものを当て木として重ね
ずれないようにアクスルシャフトで固定してアウターレースを少しずつ円周に沿ってハンマーで叩きます

で、問題は右側(画像撮り忘れ)
ベアリングの定位置がかなり深く、内径も平行なので、左と同じ方法を使うと古いベアリングまで打ち込んでしまいます
ベアリングのアウターレースより少し小さいサイズのレンチソケットで代用しました
くれぐれも、ベアリングのシールやインナーレースを叩かないように注意!注意!

完成で〜す!

これで高速走行時のブレがなくなる〜♪と思いきや‥‥
一般道、会社の帰り道で激変に気付く
スムーズな挙動♪で、曲がりやすい♪
停車時・発信時にふらついてたのは二日酔いや腕力不足、三半規管の異常のせいではなかったのだ!
ハンドルに伝わる細かな振動は空気の入れすぎではなかったのだ!
ブレーキング時のゴゴゴ‥‥はキャリパーのグリス切れではなかったのだ!

例えていうならば‥‥
前の状態は荒れたアスファルトの上でスケボーしてる感じ⇒交換後、公式コースでしてる感じ♪て具合かな
ま、ベアリングがそれだけイカれた状態だったということでしょうネ


出費
ダストシール 28×42×8 430円 (ホンダ純正)
ダストシール 45×55×5 483円 (ホンダ純正)
ベアリング6004LLU 307円×2個 (NTN製 汎用品)
合計1527円
※純正パーツは経時により価格変動があります。また、お店によっては手数料をとる場合もあるので、参考価格としてください

所用、ちょうど一時間でした


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